形状記憶ポリマー

産業分野

エンジン用オートチョークエレメントを図1に、またその作動原理を図2に示す。 低温時ポリマーは硬く、棒状のままである。エンジンが暖まってくると空気が取り入れられる。必要な空燃比が自動的に得られる。 形状回復性及び回復力を利用した例としては、各種の締結要素がある。特に本ポリマー製のねじは家電製品、IT関連製品の易解体用として注目されている。

また、エネルギー散逸性を利用した例としては、防振、耐震、吸振材料としての応用が工業分野および建設分野において検討されている。

図1.エンジン用オートチョークエレメント

エンジン用オートチョークエレメント

図2.エンジン用オートチョークの作動原理の模式図

エンジン用オートチョークの作動原理の模式図